【たん吸引器キュータム】7か月使用後のレビュー!

現在わが家では、【Q-tum(キュータム)QT-500】という小型吸引器を使用しております。とても軽くてコンパクトな近未来的吸引器です。

 

キュータムの最大のウリは電源に単3乾電池が使用できるという点。乾電池ならば外出先でも容易に手に入りますし、災害などの非常時にも重宝します。

 

今回は長年愛用した【パワースマイルKS-700】を振り返りつつ、7か月使用しているキュータムをレビューしてまいります。

【パワースマイルKS-700】を卒業するまでの歩み

パワースマイルは、医療的ケアを存分に行える高性能を備えてはいるけれど、サイズや質量といった面で最適ではありませんでした。(あくまで私見です。)

 

吸引器の中で、パワースマイルはもっともポピュラーな機種です。母の周囲でも、在宅医療の現場ではもちろん、医療的ケアを行う家庭やさまざまな施設で使用されています。

 

わが家でも長年にわたって愛用してきたわけですが、パワースマイルには不満が 3 点。

 

パワースマイルの不満

  • 重くてかさばる
  • 本体裏の吸気口の掃除が面倒
  • 動作音がうるさい

いちどキュータムを手にしたら、もうパワースマイルには戻れない。

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パワースマイルは高性能だけど最適ではない

パワースマイルの機能性は申し分ありません。しかし、いかんせん重さとサイズに悩まされました。気管切開を行った患者の介助者は、寝ても覚めてもたんの吸引に追われます。

 

吸引器は介助者の戦友といってもいいでしょう。常に手にし、目にするものだからこそ、持ち運びや置き場所に煩わされない吸引器であることはとても重要です。

キュータム最高!と感じるメリット

とにかく軽くてコンパクトな吸引器を求めていた母が、出会った瞬間にパワースマイルからの乗り換えを決めた機種。それが携帯型たん吸引器キュータムです。

使用しはじめて7か月が経った今、「やはり買ってよかった!」と実感しています。現時点でキュータムへの乗り換えで得たメリットは以下6点です。

 

キュータムのメリット

  • めちゃ軽で持ち運びがラク
  • どこにでも置けるコンパクトさ
  • 電源(単3電池)がいつでも手に入る
  • ショー鑑賞中も作動音が気にならない
  • 手入れが簡単
  • 吸引圧が控えめで安全

これまでは舌打ちしながら持ち運んでいた吸引器セット。それが、ハンドバッグを小脇に抱えるくらいの間隔で持ち運べる日が来るなんて…。

 

しかも単三電池で動いちゃう吸引器ですから、災害時も安定使用できます。ちなみに、わが家では外出時には充電式乾電池を愛用しております。

 

動作音の静けさも魅力的なキュータムですが、反面、スイッチを切り忘れる恐れも。念のため、外出時には予備の乾電池(単3×4本)を携帯しておくとなお安心です。

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【キュータム QT-500】惜しい!と感じるデメリット

ここまで持ち上げてきたキュータムですが、やはり使い続けるうちに見えてきたデメリットがございます。ディテールが実に惜しいです。キュータムのデメリットは、以下3点。

キュータムのデメリット

  • 吸引ホースが抜けやすい
  • キャリングバッグが使いにくい
  • フィルターがカビやすい

メーカーさんには製作時に気づいてほしかった。それぞれ詳しく解説してまいります。

デメリット①吸引ホースがすぐ抜ける

まずうんざりしたのが吸引ホース。吸引しようとホースを伸ばした瞬間にスポンと抜け、吸引中にもシュパッと抜け、吸引が終わった後にホースをまとめるときにもホロリと抜ける。

 

上蓋の接続部がトゥルっトゥルなせいで、とにかく吸引ホースが抜けやすいのです。なのでわが家では、吸引ホースと接続部をマスキングテープで補強しております。

マスキングテープは貼っているときにははがれにくいのに、はがすときにはスルリとはがれるスグレモノ。ベタベタも残らない。

 

わが家では医療機器のチューブ類やカバー類の補強のほか、コード類をまとめるときにも重宝しております。

デメリット②収納がないキャリングバッグ

お次は、なんとも不便なキャリングバッグについて。開発部は、バッグに本体と吸引ホース、電源アダプターあたりを納められれば十分と思ったようですな。

 

ノーノー。たんの吸引にはアルコール綿や水、吸引用カテーテルが必須やて。そのためわが家では、ランチバッグを転用し、吸引必需品セットを別で持ち歩いています。

キャリングバッグ+吸引セットのバッグ2つ持ちです。個人的に、吸引器と吸引用品はひとつのバッグにまとまっていたほうが使いやすいです。

 

メーカーさんには、吸引に必要なツールすべてが収まるキャリングバッグを生み出してほしかった。しかたないので、キャリングバッグは使いやすいように自作します。

 

2019年2月9日追記作りました。

デメリット③すぐにカビるフィルター

最後は3か月ほどでカビたフィルター。これにはびっくりしました…。キュータムに限らずですが、吸引器はパーツひとつひとつがお高め。

 

ですので短期間でパーツ交換が必要となったのはショックでした。ちなみにキュータムのこちらのパーツ、ホース付きフィルターのお値段は4,000円~です。

 

WEBショップで購入する場合は送料が高いことが多いので、お世話になっている福祉団体や事業所、業者さんなどを通して購入するのがおススメです。

【医療的ケア】吸引器の選択によって生活は変化する

携帯型たん吸引器は、気管切開をした人が在宅生活を送るために必要不可欠な医療機器です。もはや三種の神器にならぶ家電といっても差し支えないでしょう。

 

吸引器の使い勝手が介助者のQOLを左右するといっても過言ではありません。実際に、わが家ではキュータムのおかげで吸引の煩わしさが軽減しました。

 

ただし、憂慮がひとつ。フィルターの一件で維持費がかさむ予感がしてなりません。それ以外の課題は、創意工夫とちょっとした手間でクリアーしていく所存です。

 

今回のキュータムレビューはココまで。引き続き、今後も事あるごとにキュータムの使用感をご報告してまいります。

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