子連れ・車いす・人工呼吸器でもOK!関東でおすすめの手ぶらキャンプ

手ぶらで楽しめゲルキャンプ、モンゴリアビレッジテンゲルへいってまいりました。栃木県那須の山中の一角に突如として現るモンゴル(風)の大自然。

 

先日の記事でもご報告したとおり、4家族合同キャンプです。全家庭に障害児かつ車いす(バギー)ユーザーがおり、うち3家族には人工呼吸器ユーザーもいるというパーティ。

 

キャンプはやっぱり難易度高め?どっこい、がっつり楽しめました^^

キャンプ初心者でも安心。モンゴリアビレッジはグランピング形式

モンゴリアビレッジは、ここ数年、人気上昇中のグランピング形式の宿泊施設です。グランピングとは、キャンプ用品が一切いらない、手ぶらで行ける魅惑のキャンプ。

 

本格的なキャンプと違って、自分たちでテントの設営やバーベキューの準備をする必要がありません。そのたチェックイン後は遊び狂うもOK、温泉を堪能するもOK、速攻バタンキューするもOKです。

 

今回はグループでの宿泊だったため、各家族4軒のゲルを見て回ることができました。ほほう。ゲルによって多少インテリアや設備が異なるようですな。

よもやま君
ここだけの話、 番ゲルはラグジュアリ―でしたぜ。

キャンプの設備と食事は?必要な物は?

ゲル(テント)内は快適かつアメニティも充実ゲル内に用意されているもの

ゲル(テント)内はエアコンや冷蔵庫、ランタン、コンセント、ベッドなどが完備されています。アースノーマットや懐中電灯もありました。

 

モンゴリアビレッジが位置するのは山の中ですからね。バスタオルやフェイスタオル、歯磨きセットも部屋にそろっています。ただし、パジャマは各自で準備が必要です。

 

下着類やお洋服はいわずもがな、忘れずに。またちょっとした売店や自動販売機はありますが、ドリンクやおやつ、花火は持ち込みがおすすめです。

 

おすすめ持ち物リスト

  • ドリンク、おやつ
  • 花火
  • 虫よけスプレー
  • ムヒ
  • スキンケアセット
  • メイク落とし
  • ボディタオル
  • パジャマ
  • ビニールシート(車いすユーザーのみ)

キャンプ場は車いすでも移動できる?

モンゴリアビレッジで大きな段差があるところは、フロントの出入り口とゲルの出入り口です。そのほかの場所で車いすでの移動が困難なところはありませんでした。

 

フロントは正面よりもレストラン側の出入り口の方が段差が若干小さいですが、介助者なくして昇降することは困難です。ゲルへの通路はデッキになっているため、雨でもぬかるみません。

 

ただしゲルの出入り口は段差2段があるほか、ドアが140センチという低さ。おかげでわれわれグループ内では、頭をしたたかに打つ介助者が続出。

 

ゲルの出入りには注意が必要です。またゲル内に車いすよ収容するのにビニールシートや新聞紙など、敷くものがあると便利です。ゲル内を汚しません。

 

もし忘れてしまっても、スタッフに相談するか、近くのスーパーやコンビニ(車で5分)で仕入れる手も。

医療的ケアが必要な方の旅行前準備

医療的ケアが必要な方は、旅行前に万全の準備が必要です。人工呼吸器や在宅酸素を使用するわが家では、以下の準備を行いました。

 

医療的ケア児の旅行前準備例
人工呼吸器  主治医と人工呼吸器メーカー担当に旅行日程の申告
在宅酸素  主治医と契約酸素事業所に旅行日程の申告

もし在宅医療に移行してから初めての旅行だという場合や旅先での急変が心配だという場合は、主治医から診療情報提供書を受け取っておくと、なお安心です。

 

また在宅用医療的ケア物品の準備もお忘れなく。わが家の在宅用物品準備例は以下の通りです。

 

気管切開

  • 吸引器
  • アルコール綿
  • 吸引カテーテル
  • 吸引器予備バッテリー(+充電器)
  • アンビューバッグ
  • 割ガーゼ
  • カニューレホルダー
  • シリンジ(緊急時用)

人工呼吸器

  • ACコード
  • 加温加湿器
  • 回路一式(+予備)
  • 移動用回路予備
  • マルチタップコンセント
  • 人工鼻

CV

  • アルコール綿
  • 防水テープ一式
  • へパフラッシュ
  • セイフCカニューラ

「気管切開でなぜシリンジ?」と思った方。実はですね、吸引器が使えないときの応急処置に重宝するのがシリンジなのです。

 

シリンジを利用した緊急時の痰の吸引方法については近々アップいたします^^ パワースマイルを使用されている方は、念のため管ヒューズも携行されるとより安心です。

キャンプにおすすめの持ち物といえばポータブル電源

ポータブル電源とは、持ち運びできるバッテリー型家庭用電源です。人工呼吸器ユーザーの娘がいるわが家では、ポータブル電源はもはや守護神ともいうべき存在。

 

今回は台風と雷雨の予報があるなか入山したため、ポータブル電源の存在がわれわれの精神的な支えになりました。今回、ポータブル電源の出番はありませんでしたが、それがなにより。

 

最近のポータブル電源はキャンプ以外にも、停電時や災害時の備えとして一家に一台あると安心。医療機器を利用しないご家庭にもおススメです^^

夕食はバーベキュー、朝食はバイキング

夕食はキャンプのだいご味、バーベキュー。時間帯は①17時~②18時~、場所は外のバーベキュー場(屋根あり)とレストランのそれぞれ2択です。われわれは外での夕食をセレクト。

 

バーベキューはかなりボリューミーでした。ご飯とデザートのアイス(バイキング!)は食べ放題で、ドリンク類は別料金。ソフトドリンクかアルコールの飲み放題もあります。

 

朝食はレストランでバイキング。時間帯は①7:30~②8:30~の2択です。一般的なメニューのほか、モンゴルの総菜がいくつかありました。

 

なかでも「羊肉がうまい!」とわが家の男子たち。母はキャベツのマリネ?のような総菜を試したかったものの、朝まで飲んでいたせいかお茶漬けしか入らず。無念…。

モンゴリアビレッジの子連れにうれしいサービス3つ

 

  1. 外遊び用オモチャあり(ボールやバットなど)
  2. キッチンはさみや子供用食器あり(ブレンダー要確認)
  3. 手持ち・噴き上げ花火OK(フロントで購入可)

モンゴルの大草原を思わせる中庭には、外遊び用オモチャがコンテナに用意されています。オトナたちが荷物を片付ける間、ボール遊びに興じる子供たちの姿がそこかしこに。

 

各ゲルにはタオルや歯ブラシなどといっしょにシーツも用意されています。荷物整理のときにベッドメイキングしてしまうと後が楽です。また小型冷蔵庫は温度調整メモリを最高にしないと冷えません。

 

ちなみに食事場所への飲食物の持ち込みはNGです。ただし、注入や離乳食はOK。もしブレンダーが必要なら、貸し出しがあるか事前に確認するといいかもしれません。

モンゴルの民族衣装デールでインスタ映え

モンゴルの民族衣装・デールを着て記念撮影ができます。モンゴリアビレッジに来たならば、これだけは体験するべきです。この日はファミリーはもちろん、カップルや女子グループ、あちこちでデールを楽しむ姿がみられました。

 

われわれ4家族は、子供たちみんなでデールを着用。もう遊牧チルドレンにしか見えません。着替えが困難な方は上にかけるだけ、あんじのように羽織るだけでも、モンゴル風味が楽しめます。

 

デールと帽子、ブーツはそれぞれ1点もの。好みのものを選べるかは申し込み順にかかっています。より多くの選択肢が欲しい方はチェックインしたその場でデール体験を申し込みましょう

 

ちなみにブーツをはいたまま外に出るのはNG。ブーツをはいて撮影する場合は、フロント内でのみ可能です。

モンゴリアビレッジの周辺施設は?おすすめの観光スポット

モンゴリアビレッジ周辺は観光スポットがずらりと勢ぞろいしています。インスタスポットならトリックアート展、弱肉強食を体感するなら那須サファリパーク、おいしいお土産を購入するならチーズガーデン がおすすめです。

 

また道の駅那須高原友愛の森 にもぜひお立ち寄りください。お土産の購入はもちろん、那須グルメも堪能でき、工芸品の実演鑑賞から即売展、手作り体験まで楽しめます。

 

っておススメしておきながら、われわれは友愛の森には行けませんでしたが…。

モンゴリアビレッジのレビューをまとめたよ

【モンゴリアビレッジ】良かったところ

イイね!ポイント

  • スタッフがおもしろくて気が利く!
  • 細かいお願いに対応してくれる!
  • 観光スポットの案内が丁寧!
  • ご飯がおいしい!
  • 子供が飽きない!
  • モンゴル特有の遊牧民的解放感!

モンゴリアビレッジは、これまで宿泊してきた施設の中でも抜きんでて好印象です。予約した段階から人工呼吸器や車いす(バギー)を使用するグループであることを相談しておりましたが、ご担当の方には大変親身に対応していただきました。

 

モンゴリアビレッジのホームページにある Q&A で解決しない疑問は、遠慮なく問い合わせましょう。懇切丁寧に対応してくださいます^^

 

今後もさらに邁進していただきたいとの願いを込めて、モンゴリアビレッジで気になったポイントも少しだけ挙げます。

【モンゴリアビレッジ】惜しかったところ

 

おしい!ポイント

  • ゲルの独特なニオイが気になる
  • モンゴル風のパジャマが着たかった
  • 外のBBQ場にスタッフ呼び出しボタンが欲しかった
  • お風呂の入り口が引き戸だと嬉しい
  • 温泉が存外深くてびっくりした

布製ならではか、ゲルのニオイにはちょっと面食らいました。時間が経つと感じなくなりましたが。パジャマがないのも残念でしたが、そもそも遊牧民はパジャマという概念はないのかも?

 

バーベキューでは、スタッフにお願いをしに何度もレストランに足を運びました。お風呂はノブ付きのドアだったのですが、引き戸のほうが子供連れや車いすの方には利用しやすいかなと。

 

温泉はライトダウンしてあるため、深さがわかりにくいです。温泉に一歩踏み入れたら太ももまでズブリ。あわやあんじを落としそうになりました(笑)1段高い足場があるとベターです。

快適・おいしい・スタッフが好き。モンゴリアビレッジにまた行きたい!

モンゴリアビレッジは、子連れでも車いすでも人工呼吸器でも楽しめる、ステキなキャンプ場でした。特にモンゴルの民族衣装・デールが着られる独自性はモンゴリアビレッジの大きな魅力です。

 

食事は高原野菜がめちゃくちゃおいしかった。おかげで肉が食べられない母でもバーベキューが堪能できました。今度は飲み過ぎに注意しよう…。

 

スタッフはみな親切で笑顔がステキ。トークのセンスも抜群でした。そんなスタッフたちが作るアットホームな雰囲気が人気を博しているのでしょう。

 

この日はリピーターだというご家族が2件いらっしゃっていました。モンゴリアビレッジは、子連れ・車いす・人工呼吸器ユーザーにおススメのキャンプ施設です^^

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