せっかく始まった学校がまたもや休校措置延長です。生活の困窮や DV、虐待被害など、たくさんの問題が持ち上がっています。
自宅にこもりっきりで障害児と過ごすご家庭の疲弊もお察しします。
自粛モードに耐え忍ぶのももはや臨界点ギリ。そこで今、苦しい思いをしているあなたに知ってほしい情報を集めました。
休職による資金繰りやローン返済の相談窓口
政府の相談窓口も積極的に利用してください。各金融機関は事業者に限らず、個人への支援も実施しています。
受付:平日 10 時~17 時
生活などお金に困ったときの相談窓口
休校措置や休職によって生活が困窮したときは、NPO 法人 POSSE(ポッセ)が心強い味方です。
収入の減少やリストラ、解雇、もしくは奨学金の返済などにお悩みの際はぜひ相談してみてください。
■ メール相談
【東京】seikatsusoudan@npoposse.jp
【仙台】sendai@npoposse.jp
■ 電話相談
【全国】 03-6693-6313
受付:月・水・金 18 時~21 時/土日 13 時~17 時
なお、POSSE(ポッセ)はコロナ関連の問題に限らず、生活にかかわるさまざまな相談に応じてくださいます。
外出自粛によるDV・虐待の相談窓口
ほぼ一日を通して家族で家にこもる生活はただでさえ異例です。ましてや長期に次ぐ長期。
このような生活をきっかけに DV や虐待がはじまった、ひどくなったといった話が増えているそうです。
もし現状、家庭内にトラブルが起きている場合は DV 相談ナビか警察のトラブル相談窓口、虐待相談窓口へご相談を。
児童虐待相談窓口は全国各地、どこからかけても最寄りの相談機関に繋がります。ただし、相談機関の営業時間によってはつながらない場合があるそうです。
その場合は警察のトラブル相談窓口 #9110 に通報してください。命の危険を感じたときは「相談」の段階はすでに超えています。
即 #110 してください。警察は民事不介入ですが、DV や虐待はもはや刑事事件。
抱え込まず、とにかく専用窓口へ SOS を発しましょう。
特別な配慮が必要な障害児の育児相談窓口
障害児の育児に疲れたら、在籍している学校に相談しましょう。多くの特別支援学校では「やむを得ない場合は登校可」としています。
健常児の育児もさることながら、特別な配慮が必要となる障害児の育児に疲弊する保護者は多くいることでしょう。
仕事の事情だけではなく、保護者の心身の健康を害する恐れがある育児疲れも「やむを得ない場合」に合致します。
疲れたときには学校を頼りましょう。うちの学校は登校不可だよ~というあなたには、キャンナスをおすすめします。
キャンナスは、有償ボランティアの訪問ナースです。上記リンクから最寄りのキャンナスを探し、利用の可否や依頼内容、料金などをご相談ください。
長時間見守りや福祉サービスの時間外での利用など、福祉制度では賄いきれない部分をお願いできるのが魅力です。
「有償」とはありますが、料金は家庭の経済状況に応じて相談できます。
耐えずに早く相談してね
終わりの見えないアウトブレイク。のしかかる経済的不安は、生活のみならず、ヒトの心も崩壊させます。
たがが外れた人間はウィルスより怖い。生活の先行きや家族の異変に不安を感じたときは、しかるべき相談機関を頼るが吉です。
あなたには救いの手があります。どうかこの記事が、あなたの明日に繋がりますように。