ファミリーでいちご狩りしてまいりました。農業で天下取りを目論む(?)茨城では、そこかしこでいちご狩りが展開されております。しかしバギーユーザーあんじがいるわが家は、車椅子OKな苺農園でなければいちご狩りができませぬ。
そこでわれわれがおとずれたのは大洗町にある苺農園、その名も「大洗ベリーズ」。今回は茨城内の車椅子OKないちご狩りをご紹介してまいります。
バギー・車椅子で楽しむバリアフリーないちご狩り
バギー・車椅子で入園できる茨城県内のいちご狩りは次の8軒です。
バリアフリーを謳ういちご狩りはほかにもあったのですが、施設の概要や体験者レビューを参考に、おすすめの場所をピックアップいたしました。ちなみにわれわれが訪れた「大洗ベリーズ」は港町にあるので、帰りには海の幸も楽しんできましたよ。
GWは海岸で潮干狩りや地引網も楽しめるようです。そんな情報、もう遅いってな。
いちご狩りに行く前に農園へお問い合わせを
ほとんどの農園で1月~5月いっぱいまではいちご狩りが楽しめるようですが、念のため、何日まで営業しているか問い合わせたほうがよいかと存じます。なんせもうギリギリな時期なので。
なお農園にお問い合わせの際は、車いすユーザーがいることをお伝えしておくのをお忘れなく。車いすで乗り降りしやすい駐車場を案内してくれたり、ほかの予約客との兼ね合いを考慮してくれたりといった利点がありますよ。
いちご狩りには飲み物とタオルがマスト
いちご狩りはハウス内で行うので、かなり暑いです。いちご狩りの際は、みなさま飲み物とタオルをお忘れなく。汗をぬぐうのにタオルは欠かせません。そしてひたすら苺を食べますので脱水の恐れはなさそうですが、無性に水が欲しくなります。
苺の甘さゆえでしょう。用意する飲み物は水がおすすめです。そういや、2月に行ったいちご狩りも暑かったなぁ。年がら年中、あの暑いハウス内で作業する農家の方々は偉大です。
いちご狩りワンポイント!甘い苺の見分け方
苺の甘みは表面のつぶつぶにあります。つぶつぶが赤い苺ほど甘く熟していますので、苺を摘むときはつぶつぶを見て選んでください。ちなみに苺の果肉で一番甘い部分は先端です。
白い苺も、食べごろはつぶつぶが赤くなってから。果実が白くてもつぶつぶは赤く色づくんですね。余談ですが、つぶつぶをきれいに取り去ってしまった苺は無味なスライムのような食感になり、もはや苺の味はしないんだとか。
またつぶつぶだけを食べても苺の味はしないとのこと。深夜バラエティーで検証していたのを見て得た情報ですが、目から鱗でした。さらにつぶつぶは蒔くと芽吹く、苺の種です。
いちご狩りの魅力は収穫の喜びと品種の食べ比べ
われわれがいちご狩りをした大洗ベリーズでは、8種類の苺が楽しめました。なかでも桃の風味でまろやかな甘さかつ柔らかな果肉がジューシーな「桃薫(とうくん)」と、ミントのようなさわやかに抜ける甘さが心地よい「おおきみ」に舌鼓を打った母。
実は母、苺のつぶつぶがめっぽう苦手で、普段は苺をまったく食べません。しかし今回はエイジングケアのためと腹をくくって苺をむさぼりました。結果、めちゃうまかったです。
一方あんじは、フルーツ嫌いゆえに苺を口にすることはありませんでした。でも収穫中はシャカリキの笑顔。食せずとも楽しめたようで何より。
情操教育・ストレス解消に効果!?いちご狩りで家庭円満
苺好きには言うまでもなく楽しいイベントですが、苺を食べない人にも情操教育とストレス解消といううれしい効果が期待できるいちご狩り。そういえば、珍しくこの日はあんじと母がモメませんでした。
こ、これがいちご狩り効果…?家庭円満、もといあんじとの平穏な親子関係を願い、来シーズンもいちご狩りに行こうと心に誓う母なのでした。
さて、今回はだいぶ遅い情報発信でしたので、いちご狩りは来シーズンにこうご期待です。今後はシーズンが過ぎる前に車椅子・バギーで楽しめるおでかけ場所の情報を収集、発信してまいります。