「口座振替が残高不足のため実行されませんでした。」
夜明け前にメールが届きました。きょう中に口座に入金しなければ。
こんなときはスマホをちょちょっと操作。pring（プリン） で入金完了です。
送金アプリpringで口座残高を操作
送金アプリ pring なら他行口座への振込、もとい残高移動が、スマホひとつで完結します。
現金も ATM も不要です。pring に登録済の口座から pring にチャージ（1 日上限 50 万円）し、同じく登録済の別の口座に出金（戻し入れ）。
これで他行口座間の残高移動が完了です。10 時 59 分 までに操作すれば、当日中に口座に反映されます。
このように、pring はどうしても ATM に行けない、もしくは入出金に ATM 手数料がかかる場合に便利です。
ベビーカーやバギー、車いすでATM のブースに入るのが困難だという場合にもいいと思います。 ATM11 時以降の操作だと翌営業日中に出金されます。出金先がゆうちょ銀行だと、それぞれ 1 日あとに反映されるそうです。
pring のはじめ方は BITDAYS さんの説明がわかりやすいのであやかりましょう
pringでの振込はネットバンキングより簡単
pring で口座から他口座へ出金する操作は、ネットバンキングの振り込みと同義です。
ネットバンクも一定回数なら振込手数料は無料ですし、スマホで入出金が完結する点は変わりません。
違いはアプリ操作の単純さと手軽さです。参考までにネットバンキングの振込手順を書き出してみました。
セキュリティアプリ ロック解除
銀行アプリ ネットバンキングログイン 振込 振込先を指定
パスワード管理アプリ 取引パスワードをコピー
銀行アプリ 取引パスワードをペースト
セキュリティアプリ 取引認証
銀行アプリ 振込確認 振込完了
なんと実に 5 回。1 回の振込操作で 3 つのアプリを 5 回も遷移させます。
ところが pring なら、他アプリとの連携は必要ありません。振込（振込）操作も「チャージする」と「お金をもどす」の 2 ステップで完了。
最初にまとめて必要金額をチャージしておけば、複数件の振込も各口座に「お金をもどす」だけです。
うちは子どもたちの学校（小・中・高）の振替指定銀行がそれぞれちがうので、各口座への振り分けが簡単で助かっていま…
したが、 pring から衝撃の発表が。なんと、2020 年 7 月 1 日をもって出金手数料無料回数が月 1 回に制限されました。
ただし、6 月 30 日までに本人確認が済んでいるユーザーには移行措置があるとのこと。
10 月 31 日までの出金手数料は月 3 回まで無料、 4 回目からが 220 円です。
とはいえ、11 月以降は新規ユーザーと同じく 月 1 回目だけ無料、2 回目から 220 円。
ネットバンキングによる振込が欠かせなくなるのは時間の問題です。
ネットバンクで振り込んでも一定回数は無料なので手数料は心配いりません。
が、複数件の振込操作はなかなか手間ですわ。
pringはセブンネット銀行ATMから現金出金できる
母は普段、現金も財布も持たない生活をしております。店頭での支払いはもっぱら PayPay と LINE Pay です。
したがって必須アイテムはスマホとエコバックのみ。ポッケに突っ込んだらお買い物へ GO です。
でもスマホ決済未対応のお店もあるため、デビットカードをスマホケースに忍ばせております。
デビットカードが 1 枚あれば、クレジット払いも現金の調達もできます。
pringがあってよかったと実感した実話
pring がなかったら、あのとき母は…つい最近、ATM で母のカードが使えないという事件が起きました。
何度試しても、ATM がカードを吐き出してしまうのです。おそらく磁気不良。
これでは屋台の焼きそばが買えないではないか。
そこで取り出したるはスマートフォン。いでよ、pring。
登録口座から pring にチャージ、セブンネット銀行 ATM にてまんまと現金を手にしました。
おかげさまでご当地 B 級グルメ那珂湊焼きそばをお買い上げ。
モチモチの太麺を堪能しました。ちなみにカードは現在、再発行中です。
pringは無料、PayPayとLINE Payは手数料あり
pring 同様、PayPay や LINE Pay も出金（払い戻し）ができます。
ただし出金手数料は PayPay が 1 回 100 円（ジャパンネット銀行だけ無料）、LINE Pay が 1 回 220 円です。
そう、手数料がかからないアプリは pring だけなのです。
ちなみに現金出金機能は LINE Pay にもありますが、手数料は口座出金と同じ 1 回 220 円です。
pring＋アプリ2種で家計管理を効率化
家計管理をラクにするために、母が pring とあわせて使っているアプリが 2 種あります。
それが家計簿アプリマネーフォワード ME と、銀行アプリ住信 SBI ネット銀行 です。
送金アプリ＋家計簿アプリ＋銀行アプリのコンボのおかげで、銀行や ATM に行く必要はほぼなくなりました。
まだ利用したことがないというあなたは、ぜひお試しあれ。
マネーフォワードで取引を自動入力
マネーフォワード ME は母の人生で唯一、長続きしている家計簿です。
連携した銀行やクレジットカード、電子マネーなどの取引を、自動で反映してくれます。
無料版では 10 件まで連携可能です。提携先リストにないサービスは、「財布」を作成して手動入力しています。
もしもっとラクな家計簿アプリがあったら、ぜひ教えていただきたいものです。
住信SBIネット銀行は提携先が多く使い勝手よし
住信 SBI ネット銀行はわが家のメインバンクです。たいがいのスマホ決済で登録口座に設定できます。
ユーザーランクによって手数料無料回数が付与されます。
365 日 24 時間、ATM 取引もネット振込も無料。暦を気にせず、気軽に取引できます。
盆、暮れ、正月に現金が必要になっても安心です。
またキャッシュカードは VISA か MASTER ブランドを付帯したデビットカードが発行できます。
ブランド付きデビットカードはクレジットカード代わりに使えて、めちゃ便利です。
さらに、住信 SBI ネット銀行の口座内には、複数の目的別口座が設定できます。
なんと貯蓄の振り分け、予算の使い分けが 1 つの口座で完結するのです。
口座振替の準備はスキマ時間で済ませちゃおう
母は無料アプリのコンボで時間に追われずに済むようになりました。
ATM の時間外手数料とか振込手数料とか気にしないで済むってサイコーです。
スマホの恩恵を存分に受けて、あなたもぜひラクしてくださいね。