みなさま、2019年も何卒よろしくお願い申し上げます。われわれ杉山家は、年越しと同時に初詣に行ってまいりました。バリアフリーの拝殿だというWEB情報を頼りに、今年は水戸八幡宮へ参拝。
ここ数年は常盤神社(同じく水戸市)にて参拝するのが杉山家の恒例でした。そしてあんじのバギーを抱えて拝殿の階段を昇るのにてこずるのもまた恒例だった…のに、あったんですよ。
なんと、段差を昇る必要のないバリアフリー拝殿が。
水戸八幡宮のバリアフリーはどの程度?
拝殿の階段の手前に賽銭箱が設置されています。よって、階段を昇らずに参拝が可能です。駐車場は車椅子専用スペースが4台分。舗装された道を境内まで進むことができます。
門もまたがずに通れるようにスロープが造り付けられていたので、あんじのバギーを持ち上げることなくすんなり攻略。ただしスロープの角度が45度程度あったので、進むときに前輪をちょっと浮かせる必要はありました。
車椅子ユーザーは介助者がいたほうが安心でしょう。境内は多くの神社と同じように玉砂利が敷かれているので、参道を外れるとタイヤが重いです。←そりゃそうだ。
参拝できない神社はバリアフリーにあらず
一方、ブラウザで「水戸・神社・バリアフリー」と検索すると上位に表示される常磐神社は、拝殿(お賽銭を入れて2拝2拍手1拝するところ)は通常の階段です。また参拝のピーク時には、山の下に続く階段上にまで行列を成します。
「バリアフリー」という情報を得て常磐神社に初めて参拝したとき、何をもってバリアフリーなのだ?と疑問を抱きました。散々行列に並び、ようやく拝殿が間近に迫ったとき、階段に直面して愕然としたからです。
神社って、公道から境内に進むルートが確保されていればバリアフリーなのかな?バリアフリーの定義って、車椅子・バギーユーザーの視点で考えられていないっスよね…。
【水戸八幡宮】戌年と亥年はこぞって参拝するべし
水戸八幡宮では戌年、亥年生まれの守護神が祀られています。2019年が本厄の母にとって、これほど心強いことがあろうか…!神社選びではバリアフリーであんじとラクに参拝できること1点しか考えていなかったため、現地にて初めて知りました。
また戌亥年の守護神のほかにも、水戸八幡宮では農工商の神や厄除け、子育ての守護神、火伏せ神が祀られています。働き盛りはもちろん、厄除けの守護神は万人に。子育ての守護神も万人に。
だって、子育ては社会でこぞってするものでしょう?虐待事件が起きたときだけ声を上げるんじゃアカンのです。そして火災が多いこの時期こそご神徳を賜りたい、火伏せの神。
あれ?もう戌年亥年関係ないな。とにかくみなさま、ぜひ水戸八幡宮に参拝してくださいな。
2019年お守りセレクション
今年のお守りは、長男とあんじには通常の厄除け、イオタには子供守です。母は亥年の守護神にしました。そして本厄な上に「八方ふさがり」の年でもあるようなので、母には方位除けもプラス。
さらに仕事守と車の交通安全守も忘れずに揃えましたぜ。それにしても、女の大厄の3年間をやり過ごしたばかりなのに、今度は本厄に八方ふさがりって…。大厄とどう違うというのでしょう?
余談ですが、たくさんのお守りの中で、母は「ボケ防止」というありがたきお守りに目を奪われました。
車椅子・バギーで参拝するなら水戸八幡宮へ!
初めて参拝した水戸八幡宮は、バリアフリーを謳うにふさわしい神社でした。こんなに体力を残して初詣できたのは初めてですもん。頑なに常磐神社へ参拝していたこの数年が悔やまれるほどです。
今回も2018年に引き続き年明けと同時の初詣だったため、極寒でした。なので今度は日中、改めて母ひとりで水戸八幡宮へ厄払いに行ってまいります。厄年の方、いらっしゃいましたらご一緒にいかが?