気がつくと 2021 年になっておりました。2020 年のカウントダウンなどどこ吹く風。
ゲームというものは大変恐ろしゅうございますね。というのも、わが家の子どもたちが興じておりました 桃太郎電鉄 でございます。
昭和、平成、令和と引き継がれる、言わずとしれたこの名作。地理の勉強にもってこいなのです。
桃鉄で旅行気分に浸る子どもたち
桃鉄は全国各地のみならず、ハワイにまで行けてしまいます。ハワイアンズではありません、
ハワイです。
「基礎疾患をもった方は外出を控えるように」とのお達しが飛ぶ情勢です。
アイセル病かつ人工呼吸器ユーザーのうちのあんじも例外なく引きこもり ing なわけでして、もうかれこれ 1 年以上、旅行とは縁がありません。
そりゃあ桃鉄に夢中にもなりますわね。桃鉄ならばどこまで旅すれどもかかる経費は電気代のみ。
子どもたちには好きなだけ、心ゆくまで日本各地を巡っていただきたいと存じます。
丑三つ時まではやりすぎです
だからといって年明け早々、夜中の 2 時までゲームに興じるとは自由の極みであります。
いや自由にさせた母が悪いのだけれども。それにしたってわが家のチビどもときたら元気ですねまったく。
大晦日のうちにお風呂を済ませていた末っ子に対し、ゲームを終えてからお風呂に入ると言い張った姉。
外気温氷点下 5 度という時間帯の入浴なわけです。もう震え上がるというか縮み上がるというか凍えるほどの寒さでした。
そして案の定、
眠いし。
子どもたちの自由に付き合って被害被るのはいつだって母なのです。
あの年末年始特有の子どもたちの無敵感。今年も始まったばかりというのに性急とは存じますが、決意しました。
来年こそは子どもたちのあの無敵感を滅し、母のルールで制してやります。
桃鉄は受験対策にもおすすめだよ
桃太郎電鉄 をただのゲームと侮ることなかれ。なんとこいつ、世代を問わず楽しく遊べるうえ、教材としても優秀なのです。
日本の地理はもちろん、各地の名産物やイベント、頻出する災害まで学べます。
受験も追い込みの時期ですね。苦手な地理を桃鉄で克服した母の中学時代が思い出されます。
高校受験対策に桃鉄、おすすめですよ。
家族の仲がぐっと深まる?
桃太郎電鉄 は家族で和気あいあいと楽しめるゲームです。賽を振っては先を急ぎ、みなが一様に目的地をめざす。
利益に損益、貶め合いに貧乏神のなすりつけ合い。まるで現世をまざまざと映したような、なんとも深いテーマを感じます。
やりようによってはリアルに争いの火種を生む可能性も孕むドキドキ感がたまりません。
和気あいあいとしているようで駆け引きに目を光らせる、そんなわが家の正月です。
やはり桃鉄は最高のコンテンツ。リアルに生かせる要素がたくさん詰まっています。
作り手の方々に改めて感服いたしました。わが家の桃鉄旅行ブームは、まだまだ続く予感です。