【医療的ケア児の学校生活】呼吸器っ子のプールデビュー

【医療的ケア児の学校生活】呼吸器っ子のプールデビュー

今年4月、中学部に上がってからは、訪問生ではなく通学生として学校に通う呼吸器っ子あんじ。5月最後の週から6月中旬までは体調不良により学校をお休みしておりましたが、梅雨が明け、酷暑が続く今では、また元気に楽しく通学しております(^^♪

 

待機保護者である母も、もれなく毎日教室に缶詰めなもんで、すこぶる忍耐力が鍛えられております。そんな母の目から見たあんじは、もうすっかり学生さん。昨年度までの授業態度とはまったく異なり、集団生活にもだいぶなじんできた様子です。

 

さて、夏の授業といえば、プールです。主治医からの許可を得て、学校と相談したうえで、あんじもプールの授業が受けられることに!学校はあんじ用にビニールプールを新調してくださったそうです。

 

「え!?学校でプールに入れてくれるって言ってたの!?」なんて、あんじが通学生になるまでの紆余曲折を知っている周囲の方々はビックリされておりましたねぇ(笑)なにかとシブい対応が多かっただけに。

 

ここまでスムーズな対応に変わったのも、あんじが健やかに重ねてきた通学実績の賜物。人工呼吸器が着いているからってそこまで生活に制限があるわけじゃないんだって、あんじの身をもって先生方に示せたからだと思います。

 

本当にあんじは、約2年前までの生活が嘘のように心身ともに随分と強くなりました。とはいえ、4月からコンスタントかつハイペースに通学を続けてきた結果、つい先々週まであんじは(ついでに母も)3週間ちかく風邪をこじらせる事態に陥っておりましたけども。

 

あんじはめっちゃ久々に発熱。まあ熱は2日くらいで収まりましたが、とにもかくにも参ったのは痰の多さです。1日に200回ちかくは引いてたんじゃないかなぁ?約3週間でアルコール綿が9箱なくなりましたもん(笑)

 

痰の吸引が頻回すぎて、親子そろって延々と眠れぬ夜を過ごしたとですよ…(涙)しかしそんな状況にあってもあんじは入院することなく、自己治癒力によって見事に回復を果たしました。

 

そのたくましい回復力も学校側に安心材料としてアピールできたとみえ、長いお休みが明けた直後であっても、プールの話は滞りなく進行。関東地方の梅雨明けが発表された6月29日、無事、学校でプールを楽しむことができました(^^♪

 

新しい水着、似合ってるよあんじさん(・∀・)

 

 

おっと、めちゃめちゃ浮かない顔(笑)なぜかって?それがね、「ママが邪魔」だからだそうです(゜-゜)実はあんじ、授業にいつもママがついていることに不満を示すようになりまして。

 

「ほかの子のママはいないよ」と、自分とほかの子とで違う部分が気になるようになったみたいです。そんなもんで、更衣室からプールまでの移動は担任の先生におまかせ。授業中もできる限り母から離れたいあんじは、「ママはそっちに座っていて!」と、プールサイドのパイプ椅子に母を追いやる始末(^^;

 

先生がたはというと、呼吸器っ子をプールに入れるとあって、安全に配慮しつつしかし過剰にならぬよう、3人がかりであたたかく見守っていてくださいました。なんとありがたや~~_(._.)_

 

当のあんじはというと、ボールやらひしゃく(笑)やらで自由にプールを楽しませていただき、たいそうご満悦でございました。授業の様子はカメラに収められないため、どのような状態でプールに入っていたのかはご覧いただけず大変残念ですが。

 

方法としてはわが家の入浴スタイルと一緒です。水場からちょっと離したところに呼吸器を置いて、あんじをチャポンとプールにイン。家と違うのは、呼吸器と吸引道具一式を外食時によく使用するキャリーカートに積んだことくらいです。

 

いや~、さすがに特別支援学校。先生がたがずいぶんと配慮してくださいましたので、母の介助はほぼ必要なく、プールに入るまでの準備を整えるくらいのもんでしたよ~。また別件ですが、先日行われた先生がたとの面談では、2学期からの保護者待機は教室ではなく、別室待機を検討していただけるとのこと。

 

そしてあんじの痰の吸引も、スクールナースに委託できるよう上に相談してくださるようです。情緒不安定で体調まで崩した4月、5月を経て、6月後半から状況は徐々に上向きになってまいりました。

 

このままあんじが学校生活を満喫できる環境ができあがっていってほしいです。あんじはなんてったって思春期ですからね。母の目をかいくぐってやりたいこともあるのでしょう。

 

娘の自立、親離れ、おおいに結構。でもまだしばらくは我慢してもらわにゃあならんのよ、あんじさん。成長するのも結構だけど、あわてず、ゆっくり、ね。お互いに(^^;

 

たとえ数年がかりになろうとも、あんじの通学実績が、学校の医療デバイスを使用する医療的ケア児の受け入れ体制確立に貢献できればいいなと思います。ビバ!呼吸器ライフ!(/・ω・)/

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